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すずとことりと 

~読んで、歌って、ときどきマルシェ~

Casta Diva 「清らかな女神よ」

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Casta Diva 「清らかな女神よ」 ~オペラ「ノルマ」~

ヴィンチェンツォ・ベッリーニ/作曲 1831年

6月6日(土) 府民ホールアルティ での発表会で歌う曲です。

(出番は1時から2時の間になる予定です。

くわしい時間が分かればまたお知らせしますので

どうぞ見に来てください!!!よろしくおねがいします!

入場は無料です。)

19世紀のイタリアを代表する作曲家ベッリーニ

優美で繊細な旋律が特徴で「オペラのショパン」と呼ばれる。

代表的なオペラのひとつ「ノルマ」。

その主人公である巫女のノルマが歌う「Casta Diva」。

去年の発表会が終わってすぐ練習に入った曲。

他の数曲を試しつつ、やっぱり次はこれかなあ。と

あたためていた。

発表会で歌う曲はいつも、なにかの導きのように不思議と

その時の自分に合った曲に決まる。

「おみくじ」みたいな感じで。

その時、神様がくれるメッセージを自分にあてはめてみると

必ず「救い」を見つけることができる。

もやもやの中で見つめるべき場所を示してくれる。

5分ほどの一曲に入れば入るほど意味は深く深く深く

宇宙につながる。

一年に一度、その一曲を歌えるというのは

まさに「神様からのプレゼントを受け取る」のと同じこと。

毎回、その一回を生きて経験できる奇跡!

嬉しくて幸せで堪らない。

そんなこと言いながら、歌は下手なんだけど。

でも最早、下手とか未熟とかもう気にしなくなってる。

神様がくれるチャンスを受け取る幸せを全力で感じとる。

神様からのメッセージであるその一曲にからだを明け渡す。

そういう儀式、というか祝祭。なのです。ひとり祭り。

それがわたしの発表会のステージです。

「Casta Diva」

この曲がずっと頭の中のどこかで流れ続けてきた一年間。

ネットとかテレビからいろんなものが崩れ落ちる様子、映像。が

目に入ることが多かった。

胸がつぶれそうになる映像。

いま、わたしの周りは溢れるほど愛おしいものがたくさんあって

窓からの眺めはいつも穏やかなのに。

お別れもいくつもあった。

それから新しい出会いも沢山あった。

一年間、心が揺れ動きまわったその間

頭の中でこの曲はずっと流れ続けていた。

わたしは高2の時ちょっとだけ声楽をかじっていて

35歳で習うのを再開したんだけれど

その17歳で一回だけ発表会に出た時

ベッリーニの「優美な月よ」というサロン用の歌曲を歌ったのだ。

歌詞に "che inargenti"「銀色に輝く光」という言葉がでてくる。

同じ言葉が「CastaDiva」にもあって

だから「Casta Diva」(清らかな女神)というのは

お月様のことなのだと思う。

月の影響を意識するようになってこの曲がやってきためぐり合わせ!

歌詞の訳を載せておきます。

「Casta Diva」(清らかな女神よ)

清らかな女神よ あなたの銀色に輝く光は

この聖なる古い樹木を洗い清めてくださいます

どうぞ その 眩い表情を 

わたしたちに お見せください

どうぞ 雲の影 あなたを覆うベールをはらって

わたしたちに 美しい姿を現してください

清らかな女神よ

どうぞ 地上に熱く燃えている火種を 鎮めてください

荒ぶる気配 猛々しい興奮を 和らげてください

地上に平和の安らぎを そそぎ込んでください

天を治める あなたの優しさで この地球を 包み込んでください