すずとことりと 

~読んで、歌って、ときどきマルシェ~

「ぼく にげちゃうよ」

「ぼくにげちゃうよ」

 

マーガレット・ワイズ・ブラウン 文  クレメント・ハード 絵

 

いわた みみ 訳   (ほるぷ出版) 

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http//imgur.com/NbGiSmd

(出版物の画像が著作権法に差し障りがあるとのことを知りましたのでうさぎさんのイメージ画像に差し替えました)

 

ちょっとシュールな絵がツボにはまって本当にもう、たまらない!

 

ものすごく 可愛いです!

 

モノクロとカラーのページの繰り返し。

 

文字のないカラーの絵のページを開くと、一瞬 

 

「!」 ツボを突かれる不思議な空気。

 

ブルーナもそうですけど

 

キュッと結んだウサギ口のポーカーフェイス。

 

でも 子うさぎの気持ちも、母さんうさぎも気持ちも、

 

画面にあふれていて共感。

 

*   *   *   *   *

あるひ、家を出てどこかへいってしまいたくなった子うさぎは

かあさんうさぎに言います。「ぼく にげちゃうよ」

 

 

「おまえがにげたら かあさんはおいかけますよ。 

 

だって おまえは とってもかわいい 

 

わたしの ぼうやだもの」

 

かあさんうさぎのこのセリフ。

わたしは胸がきゅーーーっとなります。

 

「 かあさんがおいかけてきたら 

ぼくは小川のさかなになって およいでいっちゃうよ」

 

するとかあさんは漁師になります。。。

 

エサがにんじんだし。。。

子うさぎったら、すごい勢いで食いついてるし。。。

 

「やまのいわになるよ」

 

と言われれば、登山家になり・・・

 

 

「ことりになって にげていくよ」

 

と言われれば、木になって とまりにくるのを待ちます・・・。

 

お母さん、なんにでもなっちゃう。(泣)

 

このあたりから嗚咽で読み聞かせ中断・・・。

 

かあさんうさぎが 自分のことに重なって・・・。

 

おっくん(息子)がやってきてから 

 

高所恐怖症のわたしが公園の滑り台のぼって、

 

アスレチックのつり橋わたって 

 

川につかったり 山に登ったり 車の運転始めたり 

 

蝶々恐怖症だったのにアゲハの幼虫飼育が趣味になったり。

 

このかあさんうさぎ、他人に思えない。

 

自分の子どものことが好きすぎて、

 

子どもを追いかけて 

 

こわい気持ちを乗り越えて 

 

なんでもやってしまうのを  母さん結構楽しんでる。

 

それで 子どもが そういう母さんから 

逃げたくなる気持ちも わかるー!

 

おっくんが 時に わたしから逃げたいって思ってるのも 

わかってるー。

 

おっくん、もう小1だけど これは気にいるだろうなあ。

と思って読んだら

 

 やっぱり はまった・・・。

 

にげるとかいってるところでげらげら笑った。

 

 ほんとは2歳とか3歳から 十分楽しめる絵本だけど

子どもさんが何歳でも

 

読むとお母さんの気持ちがあたたかくなる名作です。

 

わたしにとっては 自分の子育て記録的バイブルです。